神戸市立平磯海づり公園の釣り場情報

神戸市立平磯海づり公園は、全長１，４キロにも及ぶ広大な海釣り施設である。潮の流れが早いことで知られている明石海峡に面しているので、潮通しの良さは格別である。時間帯によっては潮の流れが速すぎて、慣れていない人にとっては手も足も出ないことがある。全体的に足場も良好で、人気の高い釣り場。ただし、捨て石や岩礁が沖合のほうまで敷き詰められているので、根掛りが多発する場所でもある。潮の流れがゆるかで安定している時のほうが釣果が安定する傾向にある。

この釣り場のポイント

家族釣れの釣り人が多くおしよせるのでやや混雑する時期も。ターゲットになるのは、冬から春にかけて、メバル・ガシラ・アイナメ。夏～秋はアジ・ベラ・カワハギ・ハマチ。ベテランの釣り師たちは、春先にハネ（中型のスズキ）やクロダイを狙いにやってくる。初夏から秋のおわりにかけての回遊魚の季節がやってくると、サヨリ・タチウオ・アオリイカなどを狙って多くの釣人が押し寄せる。接岸しているタイミングでないとまずもって釣れないので、事前に公園事務所に電話で確認してからのぞむのがよいだろう。梅雨の前後にはアオリイカの実績も高く、エギングでこれを狙う人も多い。